次へつながる13位
3週間ぶりのF1。マレーシアグランプリでした。
さて、メルボルンで驚愕のQ3進出を果たすも、決勝ペースに課題を残したスーパーアグリ。セパンではどうたったか振り返ってみますか。
予選は琢磨がタイヤチョイスをミスったもののQ2進出14位となかなかの成績を残し、アンソニーは土曜のフリー走行から琢磨よりも一発が出そうだったものの、アタック中トラフィックに引っかかり18位。
琢磨は土曜フリー走行の内容を見る限りは、ラップタイムの落ち込みが少ない感じだったので、予選よりも決勝に期待できそうな感じを受けましたね。
さて、決勝。オープニングラップの4コーナーで琢磨が他車との混乱に巻き込まれ、外にはみ出し、追突しノーズの先端一部分を失うことになって、19位と大きくポジションダウンすることに。ただ、そこからのペースは中団と遜色ないか、それ以上のペースを刻んでました。1回目のピットストップでアンソニーの前に出て、そこからもいい感じで前を追いかける展開。2回目のピットストップではうまくいけばホンダの2台の前に出れるところまで行けそうな感じでした。が、ピットストップでナットが上手く抜けなくなり5〜6秒のロス…ホンダの2台に前を行かれ、本家を上回るペースで追い上げたものの結局追いつかず、13位という結果に。
う〜ん、去年は見事なチームワークを見せていたスーパーアグリのピットクルーが今年は2戦ともミスを犯すとは…ミスがなければ11位になれたと思うと、惜しかったなぁ。まぁタラレバを言ってもしょうがないんで、バーレーンGPこそノーミスでいってもらいたいですわ。
ただ、今回はレースペースがよく、オープニングラップの不運さえなければ、もっと前を狙うことが可能だったので、次戦は10位以内、ポイントフィニッシュが現実味を帯びてきそうな気はしてきました。
バーレーンGPはフライアウェイ3戦のラストレースで、各チーム大幅アップデートを行うヨーロッパラウンド前ということもあり、おそらく今年のレースの中でスーパーアグリが最も付け入る隙のあるレース。オフシーズン走り込んでたし、ニューエンジン全開で、ポイントフィニッシュ狙ってもらいたいっすねぇ!!