走り込みはできたか
火曜からのシルバーストンテストが終了。
先日、吉本大樹云々の記事を書いたんだが、結局サーキットに来たが見学だけになったらしい。持ち込み資金あたりの折り合いがつかなかったのだろう。モンタニーがトヨタで走ったこともあり、この際鈴鹿で日本人トリオも見てみたかったが、おそらく残り3戦もモンタニー起用で行くのだろう。ただ、来期から契約するとはいえ、今回のモンタニーの行動は……
さて、鈴鹿の成績を占う上でも非常に重要な今回のテスト。かつて2002年のジョーダン時代、琢磨が鈴鹿で5位という感動の結果を出せたのも、シルバーストンでテストができたから。鈴鹿とコース特性が似ているサーキットでタイヤテストが行えるのは非常に大きいだろう。
結果をまとめてみると
9/19
ドライバー:山本左近
シャシー:SA06-05
周回数:53周
最速ラップタイム:1分23秒349
9/20
ドライバー:山本左近
シャシー:SA06-05
周回数:27周
最速ラップタイム:1分23秒699
ドライバー:佐藤琢磨
シャシー:SA06-05
周回数:40周
最速ラップタイム:1分21秒969
9/21
ドライバー:佐藤琢磨
シャシー:SA06-05
周回数:87周
最速ラップタイム:1分23秒179
(F1通信さんより)
タイムについては、コース状況云々もあるだろうし一概にどうだとは言えないが、タイム差が縮まって来ているのは事実。イギリスGPでのギャップを比べれば一目瞭然だ。ただ、他も進化してるんだよなぁ〜
それよりも、特筆すべきは最終日に琢磨が87周も走れたことだろう。これまでバルセロナ、モンツァとテストを行ってきたが、走れても50周弱だったのが、昨日は87周。これだけ走れればデータも取れるし、マシンの熟成も大いに進むだろう。
琢磨も上出来のテストだったと語ってるし、鈴鹿でうまくいってくれると良いんだけど。
あとは油圧系を含めた、小さなトラブルか