マレーシアGPプレビュー
バーレーンGPから中4日。F1は早くも第2戦マレーシアグランプリを迎えます。
ここでキーポイントとなってくるのは、初めて2戦目を迎えるV8エンジンの耐久性でしょう。おまけに、バーレーン・マレーシアと灼熱の環境が続いているので、ここでチェッカーを受けることができたチームのエンジンは当面信頼性の高いものと見て良いでしょう。
そう考えると、やはりここでも有力なのはルノー。フィジケラのトラブルはエンジン本体が原因ではなかったようなので、ウィンターテストの結果から見てもここでも最有力。次ぐのはシューマッハとバトン。バトンはスタートをミスらなければ表彰台くらいあったでしょうから。ただ、グランプリが始まってからホンダ陣営にいろいろトラブルが出ているのは気になる…
この3台を驚かす可能性があるのはやはり、ウィリアムズの2台。バーレーンでも最速ラップは上位でした。コスワースV8侮るなかれ。
マクラーレンはとにかくエンジン次第で優勝か負けか。
トヨタは……今回もテストに使うんじゃ……
さて、前回は歓喜の完走でレースを終えたスーパーアグリですが、今回は2台とも完走が最低目標。あとは、ピットストップをもっと効率よく行えるようにできれば良いんじゃないでしょうか。
F1の公式ホームページのピットストップサマリーを見てみると、通常のチームは25〜27秒でピットインからアウトまでを終えているのに対し、スーパーアグリは最速で琢磨の最後のピットストップ30秒9…とにかく練習をたくさんしてもらいたいですね。
まぁともかく、毎レースごとに少しずつで良いんで進歩してもらいたいです。