ドイツGP回顧

スーパーアグリを中心に回顧していきますか。

まずは、SA06がついに走ったというのはチームにとっても応援しているファンにとっても、非常に大きいこと。実質的なテストが始まったということで、タイムは度外視して良いと思いますが、CSで今宮さんが言ってたようにSA05がトップタイムの108%だったのに未だコンプリートパッケージじゃないSA06で104%まで詰めてきているというのは、先行き明るい感じがしています。ようやくテールエンダーながらミッドランドと肩を並べることができたのはウレシイですよね。琢磨のオンボードも流れていましたが、ステアリング修正も減った感じでコメント通り乗りやすい車なんだなぁって思います。

そして、土曜のフリー走行の最後に予選シミュレーションということで、SA06のパフォーマンスをLT上でじっと見つめていた時に、突然リアウイングの後部に”HONDA”と印されたマシンが最終コーナーでクラッシュしている映像がテレビに…

スーパーアグリだぁ…

そりゃあ基本的にスーパーアグリしか見てませんから、すぐに気づきますよ…本家とアグリのリアの違いくらい(苦笑)。

左近クラッシュしてしまいましたねぇ…まぁ見た瞬間は何やってるんだって思ったけど…後々テレビで流れてきたコメントではヒジョーに吹っ切れた感じで喋ってるじゃん(笑)確かに琢磨と大して変わらないタイムを刻めていたのは確か。最後のアタックでも2ndセクターが良い感じだったはず。その辺が左近にとってかなり自信になってるというのが感じ取れたコメントだったなぁ。”もう二度と同じミスはしない”頼むよ!!

さて、予選。左近はSA06が予選までに直らずSA05で走る始末。皮肉にもSA06と05のタイム比較ができる羽目に(苦笑)。いやはやSA06で17秒台が刻めるとは、ホントにビックリ!!LT見ながら一人大興奮してました。Q2には進めなかったけど、個人的にはモンテイロを喰えたということだけで大満足。国際映像に流れたオーデットの満足そうな笑顔に、自分もニンマリ

さぁ決勝。どこまで行けるかといった感じでしたが、まず1周目のパラボリカ奥のヘアピンで琢磨が抜いて大騒ぎ!でも気づいたら左近が走っていない…地上波の情報によるとニュートラルに入らなかったようで、そのまま1周回ってガレージへ。気を取り直して来週のハンガリーに臨んで欲しいですね。そう今週はテスト、デビュー戦は来週ですからw
琢磨の方も、スピード、アルバースに抜かれ、モンテイロを抑え38周まで走ってました。レースをしてるとはいえ、レースペースはまだまだといった感じでしょう。後ろを押さえるだけで前を追えないんじゃ、どうしようもないですからね。ただ、1回目のピットストップでモンテイロの前に出れたのは天晴れ!!!成長しましたねぇ、ピットクルーも。開幕戦は散々でしたからねぇ。結局琢磨も何らかのトラブルでリタイヤ。

1週間しかないんで、そんなに劇的には変わらないと思いますが、ハンガリーではもっと良いところを見せて欲しいです